スタッフのひとりごと

2011.10.24

目のコーナー

こんにちは。 目のコーナーです。

今日は宿について。

旅人にとって、宿はとても大事。
特に、長期の旅をする私はできるだけ安い、でも居心地のいいやどに泊まりたい。

宿は、とても大事。

コロンビアの山奥にいい宿があると聞き、そこに泊まるためだけにそこに行ったりした。
たくさんの花に囲まれ、ハチドリの羽音を聞きながら、ハンモックに揺られて一日中、本を読んですごした。

とっても手入れの行き届いたいい宿だった。

私の嫌いな宿。
若い北米人が沢山泊まっている宿。うるさい。
シーツの上を虫が歩いている宿。即、宿移動。
シャワーの水圧が弱い。浴びた気がしない。
寒い地域にあるのに、水シャワー。入る気もしない。
部屋に窓がない。まるで刑務所。

私が泊まるのはほとんどがドミトリー。
ドミトリーとは、相部屋のこと。もちろん知らない人が私の隣のベッドに寝る。時には一部屋にベッドが十数台ならんでいることも。
男も女も関係なし。シャワー、トイレは共同。

嫌だという人も多いけど、私は結構好き。
いろんな国の旅人と話ができるし、情報交換も出来る。
時にはそこで出会った旅人と一緒に小旅行に出かけることもある。
おかげで私は、おんなじ部屋に男がいても下着を干したり、着替えをしたりできるようになった。

どれだけサービスが良くても、綺麗でも、高級でも、決してその宿が居心地がいいとは限らない。

わたしが泊まって、一番居心地がいいと感じた宿は一泊350円、トイレとシャワーは
綺麗とはほど遠い。。。
ベッドのスプリングは悪く、たまに巨大ナメクジが出る。

でも私はその宿に1ヶ月以上滞在していた。
私を含め、多くの人が長期滞在している宿でした。

その宿の魅力の一つは、宿の主。
彼は、日本人のおじさん。
彼は、いつもすごい適当。いい感じに、すごい適当。
でも、いつでもみんなを見守ってくれる、頼りになる人。
彼はいつでもたくさんの旅人に囲まれているひとでした。

その宿は泊まっている人みんなで晩ご飯を囲む。毎晩、毎晩、みんな一緒に食べる。
何ヶ月も泊まっている人も、一泊だけの人も。毎晩、毎晩、みんな一緒に。

そして、私はその宿で最高の罰ゲームをすることになる。

私はその宿で管理人をすることになった。
管理人とは、宿のお世話をするかわりに宿泊費がタダになるという美味しい仕事。
洗濯したり、宿泊者の管理、掃除、晩ご飯作り。

罰ゲーム、それは何ヶ月も掃除されてないらしいシャワーとトイレの掃除。
中南米ではトイレにティッシュペーパーをトイレに流せない。
だから備え付けのゴミ箱にいろんな物を拭いたティッシュペーパーをほかす。
その宿のゴミ箱は特大。

ティッシュペーパーの山、山。。。山。をゴミ袋に移しかえる、手袋なんかない。

シャワーについては思い出したくもない。。。そんな時、一人で掃除し始めた私を見て、いつの間にかみんなが手伝いはじめてくれた一人が音楽を流しはじめ、
みんなでサルサを踊りながら掃除した。

そうや、この感じ。ここのみんなはまるで大きい家族。
帰ってきたら「おかえり」とゆってくれる誰かがいて、みんなが普通に協力し合い、でもみんな思い思いの事をしている。
居心地がいい。
私にとっての最高の宿は、いいサービスでも、値段でも、見た目でもなく、そこにいる人間のあり方でした。

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