スタッフのひとりごと

2017.10.12

紅茶工場の前で秘密で飲む紅茶。 Sami in India!!

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只今、エーデルのロビーで Sami展 「目をつぶれば、そこはインド展」 やってます。

 

空気がカラッとしてきて、太陽も気持ちいい季節。 エーデルの芝生でゴロゴロついでに見てってください、Sami展。

 

 

と、いうことで。 今回はインドのこと、書こうかな。

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インド、

いろいろありすぎて

まとまらない。

 

から、ひとつの街について書くことにする。

 

今回は、誰もが聞いたことある街。

 

「ダージリン!」

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そう、標高2000mを超える高原で育つ紅茶は

世界でも超有名。

 

ダージリンには麓の街からミニバスに乗っていったんですけど、 街に近づくにつれて、 休憩の度に飲んでいたチャイ(ミルクティー)の味が変わっていく!!

 

香りも味も。 それまで飲んでいたチャイより、上品な味! 味音痴のSamiでも感動するぐらい!!

 

ワクワクしながら街を目指したのを覚えている。

 

 

 

いつも通り、 ここでも現地の人の家に泊めてもらう。

 

ここでは、ブータン系インド人のシシールのお家に泊めてもらった。

シシールは30代前半、高校の先生でお兄さんと一緒に暮らしていた。

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家には水道がなくって、 毎朝、家の前にやってくる水のトラックから水を買っていた。

 

水道をひねったら水が出る暮らしの中にどっぷりだったから、

こんな少ない水で生活できるもんなんだと教えられた。

洗濯も食器を洗うのも、バケツに溜めた水で洗えば十分きれいになるし、

バケツ水シャワーも一気に洗って、少しの水で流していく。

それが”普通”のシシールの暮らし。

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ブータンの事とか、インドの教育の事とか、いっぱい話したし、 シシールは壊れた電化製品を直すのが得意だから、見せてもらって、 その仕組みを勉強したり。 一緒にチャイを飲んだり。

 

ほっこりできる人の暮らす、ほっこりした家。

 

 

忘れてはいけないこと。

 

ダージリンでダージリンティーを飲むこと。

 

 

茶畑を歩いて、紅茶を作る工場へ行ってみる。

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工場は目の前。 入口に向かって歩いていると。 「紅茶飲んでいかないかい???」

 

インドなまりの英語が聞こえてきた。

 

 

振り返るとすぐ後ろにポツンとあった家の玄関に、 一人のおばさんが立っていた。

 

魔女みたい。。。。

 

 

そんな感じに見えた。

ごめんね、おばちゃん。

 

 

でも、ダージリンで紅茶を飲もう!と意気込んで歩いていたから、 「紅茶を飲んでいかないかい?」

には、もちろん。 「飲んでいくー!!」

 

っておばちゃん家へ。

入ったすぐの部屋にソファーやテーブルがあって、

キッチンになっていた。

 

そこで、まず大きな袋をいろいろだしてきて、 ブラックティーやらグリーンティーの説明をしてくれる。

 

ブラックティーもグリーンティーも茶葉は同じ。

だた、発酵させるかさせないかの違い。

 

そんで、おばちゃんが

それぞれの茶葉をつかんで手の中で軽く揉んだあと、

それをSamiの鼻までもってくる。

 

“めっちゃいい匂い!めっちゃさわやか!”

 

新鮮な茶葉は、今までの紅茶の匂いをくつがえす、さわやかな甘い、幸せな香りがした。

 

ダージリンティーを入れるには、

それぞれの茶葉によって入れ方もお湯の温度や蒸らし時間もバラバラ。 おばちゃんが、慣れた手つきで、それでも慎重に入れてくれた。

 

白いティーカップに入って出てきたダージリンティー。

 

インドといえばチャイ。 そう、ミルクティー。

 

でも、ダージリンティーにはもちろんミルクは入れない。

 

チャイといえば、 砂糖たっぷり、甘い、甘い。

 

でも、ダージリンティーには砂糖は入れない。

 

一口飲めば、香りが口の中をグルーっとまわって、 鼻からスーって抜けていく。

そんで、自分の周りがその香りに包まれていく。

 

こんなおいしい紅茶、初めて飲んだ!!!!

 

 

「おいしい!!すっごいおいしい!」

 

おばちゃんは、ニコニコ、誇らしげ。

 

そして、テーブルの隅に置いてあった一冊のノートをSamiの前に持ってくるから

ノートを広げると、

 

いろんな国のいろんな人からのメッセージが。 みんな、おばちゃんの紅茶を大絶賛している。

 

紅茶を飲みながらパラパラとノートを見ていると。

 

 

またおばちゃんがやってきて、

 

「ブラックティーは1kg 〇〇〇ルピー、

グリーンティーは1㎏ 〇〇〇ルピー、

こっちは新茶で、〇〇〇ルピー...。」

 

 

おばちゃんの顔は、

さっきの魔女の顔に戻っていた。ように見えた。

 

なんか、怖かったから、

工場に行って、見学してから、欲しかったらまた戻ってくるってゆって、

外に出ようとすると。

 

 

おばちゃんが顔を近づけてきて、 こうささやいた。

 

「うちの紅茶は、工場で買うよりちょっとやすいよ。

でも、工場には私がここで紅茶を売っていることは内緒にしといてね。」

そう。

おばちゃんはお茶工場の目の前で。 秘密でお茶を売っていた

帰りにおばちゃんの家の前を通ったら、

おばちゃんは、やっぱりSamiみたいにお茶工場に行こうとする観光客を必死に呼び止めていた。

 

 

なんでもアイデア次第やな。

 

 

でも、なんか魔女、、じゃなくておばちゃんのそのアイデアが好きになれなかったSami。

でも、魔女、、じゃなくておばちゃんが入れてくれた紅茶が美味しすぎて忘れられなかったSami。

 

その足で、庶民の台所。

ダージリンの市場のお茶屋さんへ行く。

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なんとなく、前のインド人のおばちゃんがお茶を買うのを見ていたら、

おばちゃんが店のおっちゃんに、こうゆって注文した。

 

「ミックスで。」

 

?????

 

ミックスってなんやろ???

 

 

お茶屋のおっちゃんにすかさず聞くと、

ミックスは文字通り、何種類かの茶葉をミックスしたやつで、

買っていたおばちゃんは、これでチャイを入れたらすごいおいしいよって

教えてくれた。

 

 

だからSamiもミックスとブラックティー、2種類買った。

 

その日からほぼ毎日

朝と夜、

 

ゆっくり、チャイや紅茶を入れては、ほっとする時間を楽しむことができた。

 

何回もゆうかもやけど、

Samiはコーヒー大好き。

 

でも、不思議なことに、

インドでは毎日チャイ。

コーヒーよりチャイ。

 

そんで、そこらへんのチャイより、

ダージリンのブラックティーとダージリンミックスのチャイ!!

 

 

家に泊めてくれたシシールとの時間も

ダージリンの山奥にポツンとある、日本寺院も、

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パーッと広がる茶畑も、

おいしい紅茶も。

 

ガヤガヤしている事が多いインドで、

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ホッとできるところがいっぱいあった。

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ダージリン。

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でも、みなさま。

 

お茶工場の目の前の魔女の家に、

紅茶を飲みにいく

 

 

 

 

価値あり!!!!

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