スタッフのひとりごと

2016.10.23

失敗は成功のもと。Sami の中国、vol.2

 

 

もう一回、中国。

 

 

 

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前回は食べ物の話が多かったけど、

それだけじゃ、もちろん、なくて。

 

Samiの中国は本当に濃かったんです。

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今回はチベット文化も見たいなーと思いながらルートを考えた。

 

チベットは外国人の入域の規制が厳しいこともあって

またの機会に。

 

チベット自治区のお隣、マーボー豆腐がおいしい四川省にいってみることにする。

東チベットと呼ばれるエリアにあって、たくさんのチベット人がチベッタンの文化の中で生活する村がある。

“中国化”が進むチベット自治区よりも、昔ながらの習慣や街並みが見れるらしい。

 

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そして、

ひとつの挑戦。

 

それは、四川省の色達(セルタ)という街に潜入すること。

 

潜入。

 

そう、この街も最近、外国人の入域規制が厳しくなっていて

中国人以外は特別な許可がないと入れないエリア。

 

でも、

 

いろんな情報があって、

中国人と顔がよく似ている日本人は、こっそり潜入できることがあるらしい。

 

色達に行く道の途中には、沢山のチェックポイントがあるんやけど、

最後のチェックポイントで身分証明書のチェックの為、バスに警察が乗ってくる。

そこは、ひたすら、

 

寝たふりをすればいいらしい。

 

 

よし。

 

 

中国人の友達に、彼女の身分証を使って色達(セルタ)行のバスのチケットを買ってもらい、

ドキドキしながらバスに乗る。

 

色達までは、道が悪いこともあって10時間ぐらいかかる。

 

バスに乗ってすぐ、前や横に座っている中国人の子たちと話し始める。

自己紹介をして、筆談とかで話がはずむ。

 

何時間かして

バスは最後のチェックポイントへ。

 

 

さー、

寝たふり。

寝たふり。

 

 

と、思ったら。

 

 

Sami!チェックポイントだよ。」

 

親切にも、隣の子が寝たふりをするSamiを起こしてくれる。

 

 

まぁ、

日本人とバレたSamiはバスを降ろされる。

Samiを降ろしたバスは、

そのまま色達に向けて行ってしまった。。。

 

「????」

 

何回

「入れてー、プリーズ!!」

ってお願いしても。

 

「無理、無理。」

を繰り返す警察の横で考えこんでいると、

 

 

「色達、行けなかったんですか?」

英語で話しかけてくる女の人が目の前に立っていた。

 

そう、いつも通り。

人との出会いがSamiを本当の旅に連れて行ってくれる。

 

彼女の名前はシャーレイ。

家族で中国を旅行中のマレーシア人。

 

旅行会社を通して、許可書をもらっていたにもかかわらず、

彼女たちもここで足止めをくらっていた。。

 

みんなでもう一度、警察にお願いする。

 

結果は一緒。

「無理。」

 

 

もう、ほんまに無理なんやわ。。。

そう思ったSamiはシャーレイ達にヒッチハイクで別の街に行く事を伝える。

 

そしたら、レンタカーで旅しているシャーレイ達が近くの大きい道路まで乗せて行ってくれることに。

 

道路に着いてからも、

彼らは一緒に次の車を探してくれた。

一台、一台、車を停めては運転手に中国語で行き先を尋ねてくれた。

 

彼女達のおかげで、すぐにSamiが行きたい方向に行く車がみつかって、

シャーレイは安全確認の為にって運転手さんと電話番号の交換をしてくれた。

(別れたあと、何回もシャーレイは運転手さんに安全確認の電話を入れてくれた。)

 

何回断っても、

「返すのはマレーシアに来た時でいいから。」

って、手に500元(約8000円)を握らせてくれた。

 

お腹がすいた時のためのチョコチップクッキーも。

 

ありがとう、ありがとう。

色達に行きたい欲望はもう、どっかにいってしまっていた。

そんなこと考える隙間が1㎜もないぐらい、温かい気持ちで満たされて。

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その後、シャーレイ達は旅行会社と連絡をとり、無事に色達に入れたと聞いた時は

自分の事のように嬉しかった。

 

 

そして、2人目の出会い。

停まってくれたドライバーの“ホーボー”。

 

ホーボーは教師で英語ができる。

夏休みを利用して車で一人旅中。

 

そして、なんと。

 

予定が未定・・・ということで。

 

Samiが何となく行こうと思っていた村々を一緒にまわることに!

 

 

チベット僧院を見に行ったり、

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バター茶を飲みにチベット人の家を訪ねたり。

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世界遺産に登録されている村に行ったり。

 

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標高が4000m近くあるデコボコの山道や

土砂崩れや事故で塞がった道、ホーボーは一日、何時間も頑張って運転してくれた。

 

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本当に。ありがとう、ありがとう。

 

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出会った日から3泊4日かけて、2人で四川省をぐるーっとまわった。

 

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真っ青な空から、太陽がサンサンとふりそそぐ。

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川にはキラキラな雪解け水が流れ、

凛とした空気の中、

静かに太陽が昇っては、ゆーっくり沈んでいく。

 

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そう、Samiの無謀な挑戦も、

その挑戦に失敗したのも、

全部、その後にやってくる

 

“成功”

 

の為やったんやな。

 

 

じゃー、

この挑戦は失敗やなくて、

 

“大成功”

 

やったんやなー。

 

「失敗は成功のもと」

 

ってゆうもんなー。

 

 

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